十錦手とは、中国清朝の焼物で赤･緑･黄色などの多彩な釉薬を掛けたもので日本では江戸から明治にかけて流行りました。

よく見られるものは火鉢ですが、こちらは食器の鉢です。

空白がなくびっしりと草花や唐草、みこみには銀杏のような木が細かく描かれています。

変形型の足には波が描かれ、器の縁もイゲ型で大変手が込んでいます。

とっても珍しくきれいな鉢です。

直径25　　高さ11㎝くらい

江戸後期

制作時のふりもの、くっつき、擦れ汚れはご了承ください。

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